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三倉医院からの健康メモ
健康メモ

脂質異常症(高脂血症)といわれたら・・・食生活を見直しましょう!

2011年7月

脂質異常症とは・・・

脂質異常症は血液中の中性脂肪(トリグリセライド)や、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が基準より高い、またはHDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が基準より低い状態のことをいいます。以前は高脂血症と呼ばれていました。


脂質異常症の診断基準(空腹時採血)

高LDLコレステロール血症
LDLコレステロール≧140mg/dL
低HDLコレステロール血症
HDLコレステロール<40mg/dL
高トリグリセライド血症
トリグリセライド≧150mg/dL

高脂血症の診断基準(空腹時採血)

高コレステロール血症
総コレステロール≧220mg/dL
高LDLコレステロール血症
LDLコレステロール≧140mg/dL
高トリグリセリド血症
トリグリセリド≧150mg/dL

原因は・・・

さまざまな遺伝的要素や体質、食習慣、運動不足、肥満などが背景にあることが多いようです。他の病気や服用している薬の影響を受けることもあります。

  • 食習慣
  • 運動不足
  • 肥満

放っておくと・・・

コレステロール値に異常がある(特にLDLコレステロール値が高い)と、動脈硬化が進み、脳梗塞、心筋梗塞など血管系の病気が起きやすくなります。中性脂肪値が高いと急性膵炎を起こすこともあります。家族性高コレステロール血症では皮膚やアキレス腱等に黄色腫が発見することもあります。

  • 脳梗塞、脳出血
  • 心筋梗塞、狭心症
  • 大動脈瘤、大動脈解離
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 腎臓障害

治療の方法は・・・

動脈硬化を進めないようにすることが治療の重要な目的です。まず食事や運動を含んだライフスタイルの改善を行い、動脈硬化による病気を起こすリスクが高いときには薬物療法が追加されます。

  • 禁煙する
  • 食生活を見直す
  • 運動量を見直す
  • 適正体重に近づけると同時に内臓脂肪を減らす

まずは、エネルギーをとりすぎないでバランスよく

ポイント1
適正なエネルギー量を

身体が必要とするエネルギーより多くとらないことが大切です。肥満がある場合は、エネルギー摂取量を見直して肥満を解消しましょう。

1日に必要なエネルギーの目安 標準体重[身長(m)2☓22]☓25~30kcal
身長(cm)
目安のエネルギー(kcal)
140
1100~1300
145
1200~1400
150
1200~1500
155
1300~1600
160
1400~1700
165
1500~1800
170
1600~1900
175
1700~2000
180
1800~2100
185
1900~2300
190
2000~2400
ポイント2
肉類のおかずより魚介類や大豆製品のおかずを

LDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールを増やすには、主采の材料として肉類より魚介類や大豆製品の割合を多めにするとよいでしょう。

ポイント3
コレステロールを多く含む食品に注意

特にLDLコレステロールが高い人は、内臓類、卵に注意が必要です。

ポイント4
油を使った料理は1日2品まで

脂肪は種類に関係なくエネルギーが高いので、肥満予防のためにも油を使った料理はひかえめにしましょう。

  • 天ぷら
  • フライ
  • 炒めもの
  • マヨネーズやドレッシング
  • バターやマーガリン

ポイント5
食物繊維は毎食しっかりと

私たちの腸内で消化できない食物繊維は、野菜、果物、豆、きのこ、芋、海藻類などに多く含まれ、コレステロールを減らすのに役立ちます。野菜、きのこ、海藻類は毎食2~3品、果物、豆類、芋類については、1日1回を目安にして食べましょう。

ポイント6
アルコール、甘いものはひかえて

アルコール、お菓子・ジュース類を多くとりすぎると血液中の中性脂肪が増えます。夜寝る前は特にひかえましょう。

食事療法Q&A

Q1 薬を飲むようになったら食事療法をやめてもいい?
A1 脂質異常症の治療の基本は、生活習慣の改善です。薬物療法が始まったからといって、食事療法、運動療法、体重管理、禁煙をやめてよいことにはなりません。むしろ薬物療法を始めたら、今まで以上に生活習慣の見直しがが必要になると思って下さい。
Q2 家で使う油はオリーブオイルに変えた方がいい?
A2 オリーブオイルは、LDLコレステロールを下げる働きがあるオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)が多く含まれる油ですが、特定の食品だけがコレステロール値に影響するわけではありません。毎日の食事内容や時間、運動量など生活全般に注意してみましょう。
Q3 夕食はたっぷり食べたいので、朝食を少なくして調節してもいい?
A3 寝る前のからだはエネルギーをたくさん消費するようにできていません。1日のエネルギーは同じでも、夜遅くたくさん食べると肥満につながります。夜寝る前には、できるだけエネルギーの高い食事をとらないようにして、活動を始める朝や昼にしっかり食べる生活パターンになるよう工夫してみましょう。

万有製薬パンフレットより

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